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目の疾患 - 白内障



白内障

白内障は水晶体が白く濁る症状です。水晶体は一生涯の間、ほとんどの間は透明ですが、加齢と共に曇っていきます。これは年齢を重ねるうちに誰にでも起きる症状で、通常は六十歳以上に起きます。

白内障は視力低下を引き起こします。多くの場合、白内障患者は「以前よりも視力が“暗くなった”」と表現します。逆説的に言えば、明るい光よりも薄暗い光でよく見える場合があります。これは多くの白内障は水晶体の中心部分に起きるからです。暗所で瞳孔が大きくなると水晶体の他の濁っていない部分から光が入ることが出来るからです。白内障は目の鈍傷や鋭い傷、電気ショック、長期の炎症などの二次的症状として起こる場合もあります。ステロイドなど薬が原因で起こる場合もあります。

白内障の治療について

白内障には手術が必要です。手術で濁った水晶体を除去するしか治療法はありません。白内障予防あるいは治療の効果が期待できる薬はありません。白内障手術は角膜の隅に小さな切開口を作り、プローブを目に挿入します。このプローブは超音波エネルギーにより水晶体を柔らかくあるいは「乳化して」吸引します。薄い皮膜は残し、水晶体除去後に挿入する人工レンズを固定するのに利用します。白内障手術は「Phacoemulsification水晶体超音波乳化吸引術」あるいは略して「Phaco」などと呼ばれます。

白内障手術は非常に安全で効果が高い手術法です。感染の発生率も1%以下で99%以上の割合で手術前よりもよく見えるようになります。しかし白内障と診断されてもすぐに水晶体除去手術が必要な訳ではありません。白内障と診断されても日常生活レベルで視力に支障がなければ何年もそのまま放置しておいても構いません。

 

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