適性検査をTRSCで受けた後、レーシックを受ける際には以下のオプションがあります。
1.完全矯正によるレーシック
両眼とも遠くが見えるように矯正し、40歳まで遠近共によく見えますが、40歳になると老眼の影響を受けるようになります。これは焦点を合わせる水晶体と眼の筋肉の衰えにより、近くを見るのに焦点が合わせにくくなっていく症状です。これは自然な加齢現象で目の使いすぎにより起きるものではありません。水晶体が固くなると近くに焦点を合わせられなくなり、老眼鏡が必要になります。レーシックやレーシック手術ではよく見えるのは遠方だけです。レーシックやレーシックでは角膜を矯正するだけであって、水晶体は別な部分ですので、水晶体が焦点を合わせるのに必要な柔軟力を取り戻すことは出来ません。その為に近くを見る際には老眼鏡が必要になります。
2. モノビジョンによるレーシック
40歳以上の方の場合は、もう一つの選択肢としてモノビジョンがあります。これによりレーシックやレーシック手術後に老眼鏡を使う頻度を減らすことが出来ます。モノビジョンとは「遠くが見えるように利き目は視力を完全矯正する」一方、「近くも見えやすいように利き目でない方は視力を完全矯正せず、多少近視を残し」ます。
最近のTRSCでモノビジョンを受けた患者さんで「眼鏡を使わない」と答えた人の割合
行動 |
TRSC モノビジョン |
裁縫・細かい手仕事 |
88.90% |
新聞を読む |
84.40% |
メニューを読む |
97.80% |
携帯電話画面を見る |
100.00% |
チェスをする |
100.00% |
コンピュータを使う |
97.70% |
ノートブックを使う |
100.00% |
テレビを見る |
100.00% |
映画館で映画を観る |
100.00% |
ゴルフ・テニスをする |
100.00% |
日中の車の運転 |
95.30% |
夜間の車の運転 |
92.30% |
** TRSCの調査による
モノビジョンの選択は日常生活において多くの長所がある反面、短所もあります。まず遠くの視野は完璧でなく、特に夜間や薄暗い所では見えづらくなります。もう一つの欠点は近くのものが見えやすいのは通常短時間だけです。例えば読書や手作業や長時間のパソコン使用や小さな字を読む時には目を休ませ眼精疲労が起きないようにする為に補助の老眼鏡が必要になります。
モノビジョンを選ぶ前に
- 適性検査時にモノビジョンの見え方をレンズでシミュレーションしてどちらを選択するか決断下さい。検査時にはカウンセラーが質問にお答えします。
-モノビジョンにするか決断しかねる場合、まずメガネあるいはコンタクトレンズでお試し下さい。担当医がメガネコンタクトレンズの処方箋をお書きします。ご自宅で何日か試して下さい。 |